晴歩雨描

晴れた日は外に出て歩き、雨の日は部屋で絵を描く

懐かしのカメラ。デュアルレンズ(複眼)カメラ「Kodak EasyShare V570」

先日、このブログの「HUAWEI P20 Pro 発表。トリプルレンズカメラ。」の記事の中で複数レンズのデジカメ専用機が欲しいと書いた。その件で、価格.comデジタルカメラなんでも掲示板に、そういった旨を書いたら、10年程前にそういったカメラは既にあったと教えていただき、それが何と私が昔使ったことのある「Kodak EasyShare V570」だった。2006年ごろ購入したと思われる。完璧に記憶の彼方に行っていた。

早速、押入れの発掘作業を行った。無事発掘できて、充電したら電源も入った。

サイズは小さい。101x49.8x20.4mm。重量125g。デザインは結構スタイリッシュ。

レンズ構成は以下。この当時、コンデジでこんなに広角の写真が撮れるカメラはなかったと思う。今考えても使えそうな構成。

  • 23mm F2.8 (最短撮影距離80cmのパンフォーカス)
  • 39~117mm F3.9-4.4

有効画素数5Mで、撮影した写真を見ると2560×1920。個人的には、このくらいでも十分。

実際に撮影してみた。

電源ONでレンズカバーがスライド式に開く。レンズは飛び出したりはしない。最初は23mmの状態。

撮影時の書き込みは流石に遅い。広角・望遠ボタンを望遠側に押すと、39mmになる。更に望遠側に押すとズームレンズのズームが始まって117mmまで行く。ズーム速度は遅い。屈曲式らしいが、表から見るとレンズが動いているのが見える。

裏面のジョイスティックの操作性が面白い。結構使いやすい。

実際に撮影した写真は以下。順番に23mm、39mm、117mm。今見ても十分合格点レベルの画質に見える。(アップした写真は縮小+鮮鋭化しているので、オリジナルの画質そのものではない。)

10年以上前のカメラだが、それなりに高機能。パノラマモードなんかもある。結構面白いカメラだったけど、新しいカメラを買ってからあまり使わなくなって、押入れにしまい込まれたままになっていた。

また、使ってみるのも面白いかも。

Kodakのこの設計思想やHUAWEI P20 Proの最新技術を使って、こういったカメラ、どこかで作ってくれないかなあ。

f:id:art2nd:20180331162629j:plain

f:id:art2nd:20180331162649j:plain

f:id:art2nd:20180331162656j:plain

f:id:art2nd:20180331162704j:plain

f:id:art2nd:20180331162710j:plain

f:id:art2nd:20180331162738j:plain
23mm
f:id:art2nd:20180331162746j:plain
39mm
f:id:art2nd:20180331162752j:plain
117mm

【補足:E45エラー回避方法】

電源ボタンを三回連続で押す。

  1. 電源OFF状態から電源ボタンを押して起動する。
  2. レンズカバーがスライドしてレンズが出た状態になったらすぐ電源ボタンを押す。
  3. 二度目を押した直後にもう一度電源ボタンを押す。(この信号で数秒後もう一度レンズカバーが開く。)