晴歩雨描

晴れた日は外に出て歩き、雨の日は部屋で絵を描く

HUAWEI P20 Pro 発表。トリプルレンズカメラ。→ファーウェイにデジカメ専用機を作ってもらいたい。

HUAWEI P20 Pro」が発表された。

注:(後日追記)日本国内では、SIMフリー版が販売されず、ドコモの専売になってしまった。ドコモ版は本来のP20 Proの機能をいくつか削った上に、ドコモの不要なアプリが入っているという代物になってしまった。全く、残念。また、P20 Proは、Micro SDカード非対応でメモリ増設ができない。

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現在「HUAWEI P10 Plus」を使っていて、カメラ機能に満足しているので、興味大。

背面に3つのレンズの「ライカトリプルカメラ」。

  • 40MP 1/1.7型 RGB 27mm F1.8
  • 20MP 1/2.8型 モノクロ 27mm F1.6
  • 8MP 1/4.5型 光学式3倍 80mm F2.4

40Mセンサーは、この薄い筐体で1/1.7型は凄い。8Mセンサーは、光学式3倍という表現だが、ズームレンズではなく、焦点距離80mmの単焦点レンズ。

5倍ハイブリッドズームとの事だが、解像度設定で40Mを選ぶとズームはできないらしい。解像度10M以下でズーム可能との事。例えば、3200×2400で7.6Mだから、個人的にはその程度あれば十分な気がする。【2018/4/8追記】10M設定で5倍ハイブリッドズームだと3468x2736=9.9MPになるらしい。

3倍80mmまではクロップで拡大ということなので、40Mセンサーの画像をトリミングしているということ。モノクロセンサーを活かして、5倍135mmまでは画質をほとんど劣化させずに拡大できる。更に、デジタルズームで10倍270mmまで拡大できる。トータルなズームレンズシステムとして、10MP 27mm-135mm F1.8-F2.4(デジタルズームで27mm-270mm)相当ということみたいだ。

広角側が24mm始まりだと嬉しかったが、F1.8-F2.4相当の27mm-135mmは魅力的な数字。

高速オートフォーカス、6秒を超える長時間露光でも手持ちでブレずに撮影できるAI手ブレ補正機能、ノイズ低減技術の強化とか、ISO102400で1ルクスの暗所でも鮮やかな写真が撮影可能とか凄い。シャッターラグはゼロ秒とのこと。AIを使った機能強化など、カメラメーカーのコンデジや一眼を超える部分がかなりあるのでは。ワイドアパーチャを使ったボケも期待できるし。ファーウェイ恐るべし。

前にも書いたが、ファーウェイにデジカメ専用機を作ってもらいたい。複数の単焦点レンズの組み合わせで、24mm~300mmぐらいが出来たらすごい。メカ的なズーム移動がなくなり撮影がスムーズにできる。機構的にもシンプルになり、壊れにくくなる。

【2018/3/31 追記】

例えば、レンズ構成が、

  • 24mm 40MP RGB F1.8
  • 24mm 20MP モノクロ F1.6
  • 70mm 40MP RGB F1.8
  • 70mm 20MP モノクロ F1.6
  • 180mm 20MP RGB F1.8

の5個の単焦点レンズで、クロップやハイブリッドズームの技術を活かして、トータルとして10MP 24mm-240mm F1.8相当(更にデジタルズームで24mm-480mm)で、本体の厚み2cm程度+レンズ部の厚み3cm程度のカメラなんてできないか。電源ON/OFFでレンズの出入りがなく、ズーム操作でもレンズが伸び縮みしない、起動時間が限りなく0秒に近いカメラが欲しい。

デザイン的にはデジカメらしい横型で、レンズ群を中央部に持ってきてもらい、シャターボタンや露出補正等のダイヤルは欲しい。ズームもレバーでなく、レンズ部分のダイヤルで手動ズームのように操作できたらうれしい。

ファーウェイじゃなくても良いので、複数の単焦点レンズの組み合わせのカメラ専用機を作ってもらいたい。

※ 後日、以下の記事を書いた。