先日、野鳥撮影用カメラとして「EOS R10+RF100-400mm F5.6-8 IS USM」を購入した。
野鳥撮影において、野鳥は動き回るので、シャッタースピードはある程度は上げたい。しかし、森の中では結構暗い場所もあるので、シャッタースピードを上げるとISOも大きく上がる。先日の撮影でISO10000程度では画質は十分と感じた。
「EOS R10」のセンサーは、EOS Kiss Mシリーズと同じ古いセンサーという情報もあるが、キヤノンホームページには、「新開発の最大約2420万画素、APS-CサイズのCMOSセンサーを搭載」と書かれている。
「EOS R10」は、静止画撮影において、常用ISO感度:ISO100~32000となっている。実際にISO32000でも画質的に支障がないのか室内で試してみた。
以下、全て手持ち撮影で、焦点距離400mm(35mm判換算640mm)、F8で撮影。
ブログ用に1200×800に縮小した画像を見る限りでは、ISO32000では若干画質は落ちるが、大きくざらつく感じはなく実用レベルと感じた。
逆に、ISO感度を下げるとシャッタースピードが遅くなるので、「RF100-400mm F5.6-8 IS USM」の手ブレ補正効果の効き具合が影響する。試した限りでは、シャッタースピード1/25秒でも手ブレ補正効果は十分と感じた。野鳥の場合は被写体が動きまわる場合もあるので、被写体ブレがしないようにシャッタースピードは最低でも1/125秒または1/250秒以上にはしたいが、ISO32000までが実用レベルなら安心して使える。
以下全て、画像サイズを1200×800に縮小している。
(※ 背景に出ている縞模様は壁にかけている布の縞で、カメラによるものではない。)
【後日追記】「EOS R10のダイナミックレンジテスト」についての記事。