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キヤノン PowerShot SX70 HS 購入&レビュー。野鳥撮影に最適?。AFは改善の余地あり。

キヤノン PowerShot SX70 HS を、ヨドバシカメラで、店頭価格が67,650円だったのを交渉して、62,300円(税込)、6,230ポイント還元で購入。

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合わせて以下のものをヨドバシで購入。

  • バッテリーパック:LP-E12(3,920円)
  • 液晶保護フィルム:HAKUBA DGF2-CASX70(784円)
  • フィルターアダプター:FA-DC67A(2,480円)
  • レンズ保護フィルター (67mm):Kenko67 S MC プロテクター(1,840円)
  • レンズキャップ (67mm):E-67II L-CAPE672 (655円) 

SDカードは、「SanDisk 64GB Extreme PRO UHS-I SDXC 170MB/s SDSDXXY-064G 海外パッケージ品」を、アマゾン(秋葉Direct)で送料込み2,223円で購入。

【購入理由】

我が家にあるデジカメで一番焦点距離が長いのは、オリンパス STYLUS SH-1。1/2.3型センサーで焦点距離最大600mm。公園などでカワセミなどの小鳥を見つけた時に撮影したいと思っても、被写体までの距離が長い場合、焦点距離600mmでは寄れない。EVFがないので、鳥を探してフレーム内に収めるのに苦労する。手ブレ補正も十分ではない。

焦点距離が1,000mm以上で、なるべくコンパクトで、EVFが見やすく手ブレ補正の強力な機種を探した結果、PowerShot SX70 HSを購入。

COOLPIX P900(焦点距離24mm-2000mm)は、かなり大きく重い(P950は更に大きい)。COOLPIX B600(焦点距離24-1440mm)は、EVFが無いので対象外。COOLPIX B700(焦点距離24-1440mm)はEVFが付いているが、2016年の商品で市場に新品がない。LUMIX DC-FZ85(焦点距離20mm-1200mm)は、大きく重いし、EVFが見づらい。SX70 HS 選定の一番のポイントはEVFの見やすさ。

SX70 HSは、所有しているカメラの中では一番大きい。LUMIX DC-LX100M2に比べても大きい。他に所有しているカメラは全てハンドストラップで使用しているが、SX70 HSはポケットには入らないので、ネックストラップで使うことになる。

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COOLPIX P900とのサイズ比較(Camera Size Comparison)

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COOLPIX B700とのサイズ比較(Camera Size Comparison)

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LUMIX DC-FZ85(海外名称FZ80)とのサイズ比較(Camera Size Comparison)

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LUMIX DC-LX100M2とのサイズ比較(Camera Size Comparison)

【仕様概要】

  • 撮像素子:1/2.3型CMOS(裏面照射型)
  • 画素数:2030万画素(有効画素)
  • 焦点距離:21mm~1,365mm
  • F値:F3.4~F6.5
  • 最短撮影距離:0cm(ワイド端)(望遠端では1.9m)
  • シャッタースピード:1~1/2000 秒
  • 撮影感度:ISO100~3,200
  • ファインダー(EVF):0.39型の236万ドット有機ELパネル
  • バリアングル液晶
  • 総重量:610g

【気に入ったポイント】

  • プログレッシブファインズームで、焦点距離2730mmまでズームできる。が、画質はあまり期待しない方が良い。EXIF上は望遠端の1365mmとなる。
  • ワイド端の焦点距離が21mm。ワイド端の最短撮影距離が0cm。
  • 焦点距離200mmまでレンズ先端から5cm(キャッチAFでは3cm)まで近づいて撮影できる。ズーム操作で焦点距離に対して何cmまで寄れるか表示されるのはうれしいがズーム操作が終わると消えてしまう。
  • 236万ドット有機ELパネルのEVFが見やすい。所有しているLX100M2やRX100M6に比べて格段に見やすい。
  • 「フレーミングアシスト-探索」機能が便利。(目標を見失った時に、専用ボタンを押すと、一旦ズームアウトし、目標を見つけたらボタンを離せば、元の位置にズームインできる。)ただし、EVFを使いながらフレーミングアシストボタンを操作するのは慣れないと難しい。
  • 「フレーミングアシスト-固定」ボタンを押すと、望遠に適した手ブレ補正になる。かなり強力。
  • 手ブレ補正効果が5段分。効果が実感できる手ブレ補正。
  • 露出補正がダイヤル操作でやり易い。
  • AF方式の「キャッチAF」が使いやすい。(被写体を中央の枠で捉えると、被写体が中央から動いてもピントを合わせ続けてくれる。)ただし、「キャッチAF」にしているとマクロに設定できないし、連続撮影も設定できない。
  • モードダイヤルにスポーツモードがある。被写体にピント合わせを行いながら連続撮影ができる。ただし、数メートル先でもピントが合わなくなる事がある。
  • シャッターボタン半押しで、ISO値が表示される。

【残念なこと】

  • 外装がプラスチックで安っぽい。(価格相応で仕方ない)
  • AF性能が低い。野鳥撮影などで、林の中などでは背景にピントがいってしまうなど、ピントが合わないことが多い。一度ピントが外れると、一旦被写体からレンズを外すなどしないとピントが合わない。
  • 撮影感度が、ISO100~3200で狭い。曇天の森の中など暗いところでの野鳥撮影で、シャッタースピードがかなり遅くなってしまう。
  • ドライブモード設定をワンタッチで呼び出すボタンがない。(所有している他のメーカーのカメラでは背面のコントロールホイールからワンタッチで呼び出せる。)
  • USB充電に対応していない。充電アダプタが必要。
  • 液晶がタッチパネル対応でない。
  • フィルターを付けるためには、フィルターアダプターが必要。
  • 焦点距離の表示が目盛りのみ。数値でも表示してほしい。
  • EXIFの35mm判換算焦点距離がWindowsフォルダの詳細ウインドウや一般的な画像ビューアソフトで確認できない。この件については、以下の記事を参照。
     → ≪35mm判換算焦点距離をexiftoolで調べる≫
  • 背面のコントロールホイール(サブ電子ダイヤル)が押しづらい。
  • 時刻設定が年月日時分秒それぞれSETボタンを押さないといけないのは煩わしい。他に所有しているソニー、パナソニック、オリンパスのデジカメはもっと簡単。
  • Wi-Fiボタンを電源ボタンと間違って押しやすい。Wi-Fiボタンを無効にできるようにしてほしい。
  • 画質は、あまり良いとは言えない。以下の試し撮り参照。

【試し撮り】

試し撮りをしてみた。曇り空で撮影。手持ちでプログラムオートで撮影。写真は、1024×768ピクセルに縮小して鮮鋭化処理しているので、オリジナルの画質ではない。

画質的には、1/2.3型とはいえ、あまり良いとは言えない。高倍率機なので仕方ないかも。NIKON COOLPIX シリーズの方が画質では評価が高い。

焦点距離200mmで、STYLUS SH-1と比較。この1枚で判断できないが、SX70 HSは、SH-1に比べてぼんやりした印象。

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SX70HS 220mm F5.6 1/160秒 ISO-100 ⇔ SH-1 204mm F5.9 1/250秒 ISO-200

焦点距離1365mm。光学ズームでの望遠端。手持ち撮影ということもあるかもしれないが、解像感がうすく、はっきりしない印象。

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1365mm F6.5 1/200秒 ISO-250

焦点距離2730mm。プログレッシブファインズーム。かなり甘い画質。

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2730mm F6.5 1/160秒 ISO-250

焦点距離3360mm。デジタルズーム。流石に画質が粗い。

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3360mm F6.5 1/160秒 ISO-250

とりあえず、スズメを撮ってみた。この程度の画質で撮れれば、1/2.3型センサーのデジカメとしては十分かもしれない。SX70 HSは、最大焦点距離1,365mmとしてはコンパクト、見やすいEVF、5段分の手ブレ補正で、手持ちでの野鳥撮影には最適なデジカメかもしれない。ただ、オートフォーカスについては改善の余地が大きい。画質的にも、NIKON COOLPIX シリーズの方が評価が高いようだ。

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1365mm F6.5 1/320秒 ISO-100

ツグミか?

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1365mm F6.5 1/1000秒 ISO-100

ハクセキレイ。頻繁に動きまわる鳥は、あまりアップにするとフレームから外れてしまうし、ピントも合いづらくなる。

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1000mm F5.6 1/400秒 ISO-100

SX70 HSをその後使ってみると、彩度が高すぎる写真が多いと感じる。「スタイル設定」というのがあるので、試してみた。↓↓↓

SX70 HSで野鳥撮影。↓↓↓

【後日追記:飛行機撮影】

PowerShot SX70 HSは、飛行機撮影にも最適(?)。

【後日追記:花の近接撮影】

焦点距離200mmまでの最短撮影距離が5cmなので、花などの近接撮影もし易い。

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焦点距離:130mm

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焦点距離:150mm

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焦点距離:150mm