先日、DSC-RX100M6を購入して、レビューを書いた。
DSC-RX100M6のセンサーサイズは1型。普及型コンデジのセンサーサイズは1/2.3型が大半。1型は面積比で1/2.3型の約4倍。
センサーサイズが大きくなると、同程度の画素数なら、1画素あたりの受光量が多くなるため、画質が上がることが期待される。
DSC-RX100M6と1/2.3型のDSC-HX90Vの画質をパソコン画面(1920×1080)で確認した限りでは格段の画質の違いを感じなった。
同じく1/2.3型のOLYMPUS STYLUS SH-1の画質と比較しても、STYLUS SH-1の方が解像感がありクッキリと綺麗に見える写真も多い。
下の写真は、DSC-RX100M6とSTYLUS SH-1で、同じ場所で、似た画角で撮影した写真。カメラは手持ちでプログラムオートで撮影。パソコン画面で見ると、DSC-RX100M6の方がボンヤリしたメリハリのない画質に見える。両方の機種とも、3枚ずつ撮影して同じ画質だったので、手ブレ等の問題ではないと思っている。下は、1024×768に縮小した画像。
DSC-RX100M6とSTYLUS SH-1のオリジナル写真を左右に並べて比較できるようにしてみた。
↓↓↓
しかし、この写真を等倍に拡大して画質を確認すると、DSC-RX100M6の方が一見ボケている感じもするが、よくよく見れば、解像感が高く立体的に見える。STYLUS SH-1の方がベッタリと立体感のない画質に見える。
試しに、DSC-RX100M6の写真を、WindowsアプリJTrimでシャープネスをかけてパソコン画面(1920×1080)で見ると、クッキリと綺麗に見えるようになる。
シャープネスをかける前と後の画質を左右に並べて比較できるようにしてみた。
↓↓↓
しかし、シャープネスをかけた画像を等倍に拡大して画質を確認すると、ジャギー感のある粗っぽい画質に見える。
写真を等倍に拡大して見るのか、パソコン画面などで縮小画像を見るのかで、同じ写真でも画質の感じ方が大きく変わる。
センサーサイズが大きい方が等倍で見ると明らかに画質が上回る事を確認できる。しかし、パソコン画面サイズ(1024×768程度)の縮小画像で見ると画質の違いを感じることは難しい。印象として逆転する場合もある。画像編集ソフトでシャープネスを上げると、縮小画像ではくっきり感が増してきれいに感じる場合が多い。