先日、「ChatGPT」でオリジナルの俳句、短歌、川柳が作れるか試してみた。
この時の結果を見る限り、日本語固有の俳句や短歌のルールは得意ではなさそうだった。
今日あらためて、物理に関する言葉で短歌を作らせてみた。
1週間ほど前と比べて、五・七・五・七・七の文字数に近づいて、短歌っぽさが格段に増している。たった1週間で進化している。
(補足:その後、再ログインして試すと五・七・五・七・七からかけ離れた結果が返ってくることもある。その時々で不安定な動き)
内容的にも、物理に関する知識を背景にして短歌っぽくまとめている。恐るべし。
■ 可視光線にまつわる短歌を考えてみて。
- 色とりどり
可視光線の中に
秘められし
光の波の響き
心を奪う
■ 三原色に関する短歌を考えてみて。
- 三原色
混ざり合う光
赤緑青
多彩な色彩
創り出す世界
■ 氷が浮くことにまつわる短歌を考えてみて。
- 冬の海
氷が浮かぶ様は
幻想的
一瞬にして心
捉えられたなり
■ 短歌を考えてみて。氷が浮く事と生命について。五・七・五・七・七で。
- 氷が浮く
生命の不思議
水の奇跡
生は水の中に
その輝き氷に
■ 水が何でも溶かす事にまつわる短歌を考えてみて。
- 水の力
何もかも溶かす
神秘的
時には心も
溶かされし世界
■ 潮の満ち引きにまつわる短歌を考えてみて。
- 満ち引きの
潮の音に耳
傾けば
夢幻の世界が
心を包む
■ 地磁気にまつわる短歌を考えてみて。
- 北を知る
指針のように
磁針揺らし
地磁気の影響
人類を導く
■ 地軸が傾いている事にまつわる短歌を考えてみて。
- 地軸傾き
季節が移り変わる
移ろいゆく
人生の中にも
時は流れ行く
■ 物質と反物質の非対称性にまつわる短歌を考えてみて。
- 対称美を
求めて探しても
見つからず
物質と反物質
世界の謎を秘め
■ 太陽から地球までの距離にまつわる短歌を考えてみて。
- 光の速さ
八分弱の距離
太陽と地
その間にある命
息吹き続ける
■ 水の分子角度に関する短歌を考えてみて。
- 水の角度
一八〇度を割る
独特の
分子の構造が
生命を育む
■ インフレーション宇宙に関する短歌を考えてみて。
- 宇宙膨張
加速度を増して
広がるばかり
インフレーション説
新たな時空生まれる
■ ビッグバンに関する短歌を考えてみて。
- ビッグバンの
瞬間を思い浮かべ
宇宙は
誕生の熱を宿し
膨張を始めた
■ 炭素の生成に関する短歌を考えてみて。
- 鋳型となり
炭素の成形が
始まる頃
生命は息吹き始め
宇宙が彩られる
■ 重元素の生成に関する短歌を考えてみて。
- 超新星爆発
エネルギー解放し
重元素
新たな星が誕生
宇宙は広がる
■ 物理定数に関する短歌を考えてみて。
- 不変の定数
宇宙を支配し
物質界
理論の枠内でしか
説明できない現象
■ 四つの力の存在に関する短歌を考えてみて。
- 重力と電磁
強い力と弱い力
四つの力
宇宙の成り立ちを
支配する力たち
■ 量子力学にまつわる短歌を考えてみて。五・七・五・七・七で。
- 不思議な
量子の世界は
観測されず
観測された時
瞬間崩れるかな
■ 不確定性原理に関連する短歌を考えてみて。
- 物質の
位置も速度も
同時に知らず
不確かな世界
微笑むしかなし
■ 宇宙の晴れ上がりに関する短歌を考えてみて。
- 宇宙の
晴れ上がり輝く
星々の光
始まりと終わり
同じ宇宙に在る
■ 融点と沸点に関する短歌を考えてみて。五・七・五・七・七で。
- 融ける氷
水になり流れる
融点超え
沸点目前熱く
気化して舞い上がる
数学に関する言葉でも作らせてみた。
■ オイラーの公式に関する短歌を考えてみて。五・七・五・七・七で。
- 虚数の
自然対数の底を
微分方程
オイラーの公式
数学の魅力よ
ログインし直したら、五、六首ずつ答えが返ってきた。
■ 素数に関連する短歌を考えてみて。
- 閏年も 素数の日も 特別に 祝われるのは 瞬きのよう
- 草木も 花も実も 素数に なることはなく 安心する
- 繰り返し 素数を数える 夜更けに ひそやかに響く 計算音
- 素数の 羅列を眺める 楽しみは 無限に近い 孤独の果て
- 数秘術に 素数を組み合わせ 意味を探る 無限の宇宙に 想い馳せる
- 素数判定 愉しい作業 わずかな欠陥 見落としはない
■ 複素数に関連する短歌を考えてみて。
- 虚数と実数が 出会い踊る 複素数は 幻想的な 数の世界へ
- 虚数単位 不思議な存在 無限を語る 穏やかな笑みで 私を見つめる
- 虚数を用いて 計算を重ねる 幾何学の 形が浮かび上がる 美しき世界
- 複素共役を 取ってくると 虚数は消え 現実の数へと 変わりゆく
- 虚数の 世界に入ると 時間も距離も 変わっていく 新たな次元へ
- 複素平面 回転する点たち 絶妙なバランス 調和の美学を 感じる瞬間
■ 幾何学に関連する短歌を考えてみて。
- 鮮やかに 描かれし幾何学 円と四角 美しさと厳粛さ 両立する芸術
- 勾配降下 導く多次元空間 曲面を創る 無限の可能性 幾何学の世界
- 角の鋭さ 尖る三角形は 美と共に 意匠と機能を 兼ね備えたるもの
- 直線と円 交わりし点には 奇跡のよう 幾何学の力 見せしめられし
- 多面体に 五大五正多面体 その形状 数学と美を 見事に融合す
■ 微分積分に関連する短歌を考えてみて。
- 微分する 積分することで 関数の解 微小な変化も 見逃さぬ数学
- 瞬間の変化 微分が解き明かす 接線の傾き 無限小の力で 微積の世界へ
- 囲むように 求積線が巡らす 曲線の面積 微分積分によって 計算されし秘密
- 微小な部分 つなぎ合わされて 曲線を生む 積分で求めし 形の魅力に酔う
- 微分する 積分することで 物理の法則 微小な力も 数式に込められ
もう一度、先程と同じお題で試してみた。
■ オイラーの公式に関する短歌を考えてみて。
- 虚数も含む 不思議な公式 オイラーの 数学の神髄 凝縮された
- 自然対数 虚数回転して マジックが起こる 三角関数が 現れる瞬間
- 虚数のべき 回転する円周 オイラーが示した 美しい関係 謎めいてる
- 虚数も含む 誰もが知る公式 オイラーの手腕 見事に実を結ぶ 魔法の呪文
- 虚数がらみ 微分方程式も オイラーの知恵 織り込まれた 解き明かす手がかり
- 虚数と実数 複素数の世界 オイラーの公式 広がる宇宙に 誘う魅惑の扉
■ オイラーの公式に関する短歌を考えてみて。「オイラー」という言葉は使わずに。
- 円周率と
虚数単位が
幻想的に
交差し生まれた
美しい等式