PCに保存してある写真をAndroidスマホとiPadで共有するためにポータブルSSDを使ってみた。
NASによるオンラインでの方法も試してみたが、Androidスマホ、iPadからのアクセスが遅すぎて使い物にならないレベルだった。
【ポータブルSSD】
ポータブルSSDは、「SanDisk ポータブルSSD 2TB 読出最大520MB/秒[SDSSDE30-2T00-GH25] <アマゾン:21,800円(218ポイント)>」を使った。
※ 「SDSSDE30-2T00-GH25」は、国内で一般に販売されている「SDSSDE30-2T00-J25」と製品本体としては全く同じ。GH25やJ25の製品の型番末尾は販売管理上の識別。「SDSSDE30-2T00-GH25」には、データ復元ソフト「レスキュープロ」の特典が付属しない点が違う。(サンディスクに問い合わせ済み)
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B08P4B1YTF/ref=ppx_yo_dt_b_asin_title_o00_s00?ie=UTF8&psc=1
Androidスマホ、iPadにも接続するため、フォーマットは「exFAT」で行う。
最初、アロケーションユニットサイズをデフォルトの「1024KB」にしたが、NTFS(アロケーションユニットサイズ:4KB)のフォルダーをコピーしたら、ディスク上の実サイズが倍になった。ただ、写真だけが入ったフォルダーでは実サイズは大きく違わなかった。サイズが小さいファイルが多い場合、アロケーションユニットサイズを大きくすると無駄にディスク容量を消費する。
今回、写真以外のファイルもバックアップとしてポータブルSSDに保管する予定なので、「exFAT」で選択できる一番小さいアロケーションユニットサイズ「128KB」で再フォーマットした。同じフォルダーをコピーし直すとディスク上の実サイズがかなり小さくなった。
アロケーションユニットサイズを小さくするとアクセススピードが落ちるとされているが、実際にコピーをしてみると、スピードが落ちたとは感じなかった。
【AndroidスマホにSSDを接続】
AndroidスマホにUSBメモリ、SSDを接続するために、「Anker USB-C & USB-A 3.0 変換ケーブル 転送スピード最大5Gbps <アマゾン:899円>」を購入。
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B0798ML56T/ref=ppx_yo_dt_b_asin_title_o01_s00?ie=UTF8&psc=1
ポータブルSSDと「USB Type-C⇔USB Type-A 変換ケーブル」+「USB Type-A⇔USB Type-C ケーブル」で繋ぐ。「USB Type-C⇔USB Type-C ケーブル」があれば、それ1本でも良いのかもしれない。
接続すると、「SanDisk製USBドライブ」として表示される。
フォルダーの階層を追って、写真を見ることができる。
※ Androidスマホに接続すると、勝手にいくつかのフォルダーが作られる。以下の例だと、「Album」と「MyData」以外は勝手に作られたフォルダー。
【iPadにSSDを接続】
AndroidスマホにUSBメモリ、SSDを接続するために、「Apple Lightning - USB 3カメラアダプタ <アマゾン:4,749円(47ポイント)>」を購入。
※注:電源に5V-2A以上の電源容量のものを繋げないと「Cannot Use Accessory (USB Flash Disk: This accessory requires too much power.)」のメッセージが出て使えない。Anker モバイルバッテリー(5V-2A)接続で使える。
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B075NBTKWN/ref=ppx_yo_dt_b_asin_title_o01_s00?ie=UTF8&psc=1
ポータブルSSDと「Apple Lightning - USB 3カメラアダプタ」+「USB Type-A⇔USB Type-C ケーブル」で繋ぐ。
「Apple Lightning - USB 3カメラアダプタ」には、「Lightning ケーブル」でモバイルバッテリー(5V-2A)を接続。
「ファイル」アプリを開くと、左側に「PortableSSD」として表示される。
フォルダーの階層構造を降りていくと、写真を見ることができる。