魚眼レンズで撮った写真は歪みが面白い。
だが、歪みの無い超広角写真が欲しい時もある。そういうレンズもあるが、レンズを揃えるとなると金もかかるし、レンズ交換も面倒くさい。
そこで、魚眼レンズで撮った写真を、歪みのない超広角写真に変換するアプリを探したら、「uonome」というのが見つかった。↓↓↓
アプリは以下からダウンロードできる。「uonome_for_win_v1_2.zip」をダウンロードした。ただ、ダウンロードの残量が0%になったままブラウザChromeが進行しなくなった。強制キャンセルすると、Chromeが新規に開かなくなり、Windows再起動で復帰。ダウンロードは完了していた。2度試したが同じ。ただ、これはuonomeの問題でなくGitHubまたはChromeの問題と思われる。
使い方は簡単。
元画像をアプリのウインドウにドラッグ&ドロップして、パラメーター「RAD_FISH_VAL」と「DIST_FISH_VAL」を操作するだけ。
注意点として「SAVE IMAGE」でファイルを保存する時に、単純にファイル名だけだと「tif」形式になってしまうので「xxx.jpg」等としないといけない。
写真は先日、OLYMPUS Tough TG-5+フィッシュアイコンバーターFCON-T01で撮影したものを使ってみた。(下がその時の記事。)
以下がオリジナル写真。
この写真を、以下の設定で補正したものが以下。
- RAD_FISH_VAL:0.74
- DIST_FISH_VAL:0.65
これでも良いのだが、ワイド感が失われているので、DIST_FISH_VALを変えて、はみ出した画像にした上で、
- RAD_FISH_VAL:0.74
- DIST_FISH_VAL:0.56
CROP_V_VALで上下をクロップ(トリミング)すると以下のようにワイド感のある写真になった。
- CROP_V_VAL:7
縦位置で撮影した写真でも試してみた。
以下がオリジナル写真。
写真をアプリのウインドウにドラッグ&ドロップしたら、以下の状態になった。既に歪みがなくなっている。
この状態で保存した写真が以下。補正はされているが、少しクロップされた画像になっている。
パラメーターを以下のように調整した画像が以下。結構ワイドになった。
- RAD_FISH_VAL:1.10
- DIST_FISH_VAL:1.00
機能がシンプルで操作も分かりやすくて良いアプリだが、できれば改善して欲しい点もある。
- アプリのウインドウサイズが変更できない。高解像度のディスプレイで見るとウインドウが小さくて操作しづらい。とくに近視&老眼の人間にとっては、画面に目を近づけないと操作しづらい。
- パラメーターの値操作がマウスでしかできないので、微調整が難しい。キーボードの上下や左右キーで操作できるとか数字を直接入力できるようになっていると嬉しい。
- 一度設定したパラメーターの値を保存して次回も利用できるようになっていると嬉しい。
- 保存のファイル形式のデフォルトをJPEGに設定できると嬉しい。
※ 更に、TG-5+ロワジャパン0.7倍ワイコンの写真と比較してみた。↓↓↓