ソニーのレンズ交換式カメラで、現在販売継続されている機種に、EVFなしのコンパクトな機種はない。今後も該当する製品が出てくる気配はない。「α5100」を所有しているが、壊れた時に代替となる機種が存在しない。
ということで、「α5100」が壊れた時の予備機として、ソニーNEXシリーズから、EVFなしでシリーズ後半の機種「NEX-5R」の中古を購入することに。17,050円(税込16,500円+送料550円)で購入。
※参考:NEX-7/NEX-6/NEX-5R/NEX-F3/NEX-C3簡易比較表
「α5100」と比べて大きな違いは、有効画素数が少ないことと、内蔵フラッシュがないことぐらい。サイズや重さも大きくは違わない。画素数は1610万画素あれば十分。フラッシュは基本的に使わないので問題ない。
デザイン的には本体部分が薄くて「α5100」よりは好み。
NEX-5R | α5100 | |
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発売日 | 2012年11月16日 | 2014年9月5日 |
有効画素数 | 1610 万画素 | 2430 万画素 |
撮影感度 | 標準:ISO100~25600 | 標準:ISO100~25600 |
測距点数 | 99点(位相差検出方式) 25点(コントラスト検出方式) |
179点(位相差検出方式) 25点(コントラスト検出方式) |
内蔵フラッシュ | × | 〇 |
液晶モニター | 3インチ 92.16万ドット |
3インチ 92.16万ドット |
ゴミ取り機構 | 〇 | × |
幅x高さx奥行き | 110.8x58.8x38.9 mm | 109.6x62.8x35.7 mm |
重量 | 276 g (バッテリー等含む) | 283 g (バッテリー等含む) |
サイズ的には、所有しているレンズ一体型コンデジ「LUMIX LX100M2」よりも小さい。
レンズ一体型APS-Cコンデジ「リコー GRIII」や「富士フイルム XF10」よりも正面から見たサイズは小さい。
「α5100」と比較して、操作性で気になった点。
- 持ちやすさはあまり変わらないが、グリップとレンズの間の隙間が少なくて指が入りづらい。
- 設定メニューがカテゴリー別になっていないのが相当使いづらい。
- モニターがデフォルトでは暗くて屋外では見えづらい。設定で明るくすることで解決。(この点は、α5100も同様。)
- 「Fn」ボタンで、主な設定が呼び出せるのは良い。
- 「コントロールダイヤル」がある。「コントロールダイヤル」で絞り値を変更できるのは便利。
- 「オートフォーカスエリア」を「フレキシブルスポット」にしている時しか、「タッチパネル」でピント位置を合わせられない。しかも、「タッチパネル」の反応が悪い。
- α5100では、単焦点レンズでもズームレバーを使えば「全画素超解像ズーム」ができるが、NEX-5Rにはズームレバーがない。設定で「ソフトキーB」に「ズーム」を割り当てれば、「コントロールホイール」または「コントロールダイヤル」で出来なくはないがズームレバーに比べて使いやすくはない。
- 電池の消耗が早い。