晴歩雨描

晴れた日は外に出て歩き、雨の日は部屋で絵を描く

JR西日本「昼間特割きっぷ」2018年9月30日で発売終了。

JRでは、東京、大阪近郊では、特定区間を設けていて、区間内各駅の相互発着では料金が割安に設定されている。特定区間をまたいでJRに乗ると、これが適用されないので、急に割高になる。

例えば、大阪-京都:560円、京都-近江八幡:670円だが、大阪-近江八幡は1,490円で、260円割高になる。特定区間料金適用のために途中下車などしていられないが、大阪-京都の回数券を持っていれば、差額ではなく、京都-近江八幡の670円を支払えばよい。大阪-京都の回数券は、金券ショップで470円程度なので、合計1,140円で、380円程安くなる。

JR西日本には「昼間特割きっぷ」というのがある。平日10時~17時と、土休日の終日使える。大阪-京都が、6枚つづりで2,100円。1枚あたり350円。これを使うと、大阪-近江八幡が、350円+670円で1,020円。通常料金(1,490円)に比べて、470円も安くなる。往復だと940円も安くなる。

「昼間特割きっぷ」は、大阪-三ノ宮・元町もある(1枚あたり270円)ので、土休日に大阪から滋賀方面や兵庫方面に行く場合は、事前にこの切符を買っておくとかなり安くなる。

三ノ宮・元町から滋賀・琵琶湖方面に行く場合は、「昼間特割きっぷ」の大阪-三ノ宮・元町と大阪-京都両方を持っていれば、かなり安くなる。(三ノ宮-京都:通常1,080円が、270円+350円で、620円。)

「昼間特割きっぷ」は金券ショップでも1枚あたり20、30円プラスぐらいで販売されている。

しかし、この「昼間特割きっぷ」が、2018年9月30日で発売終了してしまう(利用期間は発売日から3ヶ月)。JR西日本では、ICカード利用率が低く、ICカードの利用率を上げるためというのが、理由らしいが、とても残念。

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