スマホの地図アプリ「Google マップ」 「YAMAP / ヤマップ」などは便利だが、ハイキング、山歩き、登山などでは、携帯電波が届かない場所も多い。
そんな時に便利なのが、オフラインで使えるスマホ地図アプリ「Maps.me」。
「Maps.me」は、「OpenStreetMap」を使っているので、Googleマップよりも登山道などが表示される。
「Maps.me」は、オフラインで使えるだけではなく、「KMLファイル」をインポートして表示できる。
「YAMAP / ヤマップ」は、現在無料枠では地図2つしかダウンロードできないし、すべての山系の登山ルート地図があるわけではない。しかし、多くの人が歩いたルートをアップロードしてくれている。これをダウンロードして「Maps.me」にインポートすれば、携帯電波が届かない場所も含めて、登山ルートと現在地を確認しながら、安心して歩ける。
「YAMAP / ヤマップ」の地図は、「GPXファイル」としてダウンロードできる。これを、「KMLファイル」に変換する必要がある。GPXからKMLへの変換ツールを使う方法もあるが、今回、Googleマップを使う方法の手順。
■1.YAMAP で、ルート地図を検索し、「GPXファイル」をダウンロードする。
■2.パソコンで「GPXファイル」をGoogleマップにインポートする。
パソコンのブラウザで、Googleマップを開き、左上の三本線をクリック。
「マイプレイス」を選択。
「マイマップ」を選択。
「インポート」を選択。
「GPXファイル」をドラッグしてアップロードする。
「GPXファイル」がGoogleマップで表示される。
必要に応じて、ポイントなどをマーカーで登録しておく。地図名を分かりやすく変更する。
地図名の右横の3点マークをクリックして「KML / KMZ にエクスポート」を選択。
「KMZ ではなく KML にエクスポートします。」にチェックを入れて、ダウンロードする。
■3.Googleマップからダウンロードした「KMLファイル」をメールなどを使って、スマホに送る。
■4.スマホで、「KMLファイル」を「Maps.me」で開く。
「Maps.me」で、地図が表示される。「地形」表示を選択すれば、等高線も表示される。