先日、写真解像度を上げる（アップスケーリング）Windowsアプリ「Aiarty Image Enhancer（AI. Image Enhancer）」を試してみた。
今回、Windowsで無料で使えるアップスケーリングツール「Upscayl」を試した。
※ GPUなしのPCではかなりの処理時間がかかる。
使い方は簡単。
画像をドラッグ＆ドロップで入れて、倍率と処理モデルを選んで、実行するだけ。
モデルには以下のようなものがある。
- GENERAL PHOTO（REAL-ESRGAN）
- GENERAL PHOTO（FAST REAL-ESRGAN）
- GENERAL PHOTO（REMACRI）
- GENERAL PHOTO（ULTRA MIX BALANCED）
- GENERAL PHOTO（ULTRASHARP）
- DIGITAL ART
試してみた。
オリジナル元サイズ画像（800×800）
オリジナル縮小画像（400×400）
このオリジナル縮小画像（400×400）を元に解像度を縦横2倍（面積4倍）にする。
Upscayl：GENERAL PHOTO（REAL-ESRGAN）（800×800）
Upscayl：GENERAL PHOTO（FAST REAL-ESRGAN）（800×800）
Upscayl：GENERAL PHOTO（REMACRI）（800×800）
Upscayl：GENERAL PHOTO（ULTRA MIX BALANCED）（800×800）
Upscayl：GENERAL PHOTO（ULTRASHARP）（800×800）
Upscayl：DIGITAL ART（800×800）
比較用）AI. Image Enhancer：細部加工 GAN（800×800）
比較用）AI. Image Enhancer：写真向け（800×800）
上の画像では、解像感（くっきり感）では「Upscayl：GENERAL PHOTO（REMACRI）」が一番かもしれない。ただ、「AI. Image Enhancer：鮮明化 Diff」の方が自然な画質という気もする。
オリジナル元画像（縮小画像）
オリジナルトリミング画像（600×600）
このオリジナルトリミング画像（600×600）を元に解像度を縦横2倍（面積4倍）にする。
Upscayl：GENERAL PHOTO（REAL-ESRGAN）（1200×1200）
Upscayl：GENERAL PHOTO（FAST REAL-ESRGAN）（1200×1200）
Upscayl：GENERAL PHOTO（REMACRI）（1200×1200）
Upscayl：GENERAL PHOTO（ULTRA MIX BALANCED）（1200×1200）
Upscayl：GENERAL PHOTO（ULTRASHARP）（1200×1200）
Upscayl：DIGITAL ART（1200×1200）
比較用）AI. Image Enhancer：細部加工 GAN（1200×1200）
比較用）AI. Image Enhancer：鮮明化 Diff（1200×1200）
比較用）AI. Image Enhancer：写真向け（1200×1200）
上の画像では、「AI. Image Enhancer：鮮明化 Diff」が一番自然に解像度が上がっている感じ。
