以前、BBCドラマのような落ち着いた色合いの写真にするのを、GIMPやPhotoshop Expressで試した。
必ずしも成功したとは言えない。
今回、「ティール&オレンジ」(Teal and Orange)(オレンジ&ティールとも言う)という海外映画でよく使われる色調補正(カラーグレーディング)を試してみる。
Tealは、日本語では「鴨の羽色」と表現される青緑色。青緑色の暗部を強めにして、オレンジ色の明部を強めにする。
「ティール&オレンジ」の手法は色々あるようだが、手順が多く手間がかかる例が多い。
- 青:暗部を上げて、明部を下げる。
- 緑:明部を少し上げる。
- 赤:暗部を下げて、明部を上げる。
これをプリセットに登録しておけば、ワンタッチで処理できる。
赤の明部の上げ方を少し下げたタイプ(ティール&オレンジ2)。
場合によっては、さらに彩度を少し下げると落ち着いた雰囲気になる。
今回のトーンカーブの使い方は、以前試した「写真をレトロっぽくする」(↓)とほぼ同じ。