晴歩雨描

晴れた日は外に出て歩き、雨の日は部屋で絵を描く

iPad+Apple Pencilで、お絵描きアプリTayasui Sketches Proを使ってみた。水彩筆がリアル。

Apple Pencilが使ってみたくて、iPad (第7世代) とApple Pencilを購入。お絵描きソフトとして、有料版「Tayasui Sketches Pro」を購入。

Tayasui Sketches Proは、機能がシンプルで、10種類程のペンやブラシを選べる。

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  • 鉛筆(Pencil)
  • ロットリング(Rotring)
  • フェルトペン(Felt Pen)
  • ブラシペン(Pen brush)
  • オイルパステル(Oil pastel)
  • アクリル(Acrylic)
  • 水彩筆(Watercolor)
  • エアーブラシ(Air brush)
  • インク(Ink)
  • にじみ(Smudge)

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それぞれのペンやブラシでサイズや不透明度以外に複数の書き味を選択できる。(Pro版でないとこの機能がない。)

鉛筆のサンプルが以下。同じ選択肢でも、Apple Pencilをまっすぐ立てて書くか、寝かせて書くかでも書き味が変わってくる。

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水彩筆では、実際の筆のように、濡れ具合や乾燥具合を選択できる。使い方がまだはっきり分かっていないが、それらの違いによって、色の混じり具合も変わってくる。また、ゆっくりとディスプレイの上をなぞるのと、タップのようにタッチするのでも絵具の載り具合が変わってくる。かなりリアル。実際の紙と水彩筆のように、描いて数秒経ってから新たな滲みが出てきたりする。にじみブラシでなぞる事でウエットな水ブラシで色をぼかすこともできる。

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水彩ブラシの不透明率によって、色の濃さが変わる。描いている状態では濡れていて淡い色だが、乾かすと濃い色に変わる。色むらも生じる。実際の水彩筆と同じ。

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乾かす前

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乾かした後

鉛筆と水彩筆で洋ナシを描いてみた。水彩筆の使い方に慣れない。自分の意図したイメージに滲みやボケを作るのが難しい。根本的な自分の画才の問題が一番大きいとは思うが。

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オイルパステルでザラザラ感を追加してみた。

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iPad (第7世代) とApple Pencilの組み合わせは、お絵描きソフトを使うレベルでは十分なパワーを持っていると感じた。ほとんどストレスを感じる事なく使えた。

iPadは、フルラミネーションディスプレイに対応していないので、ペン先と描いている線がガラスの厚み分、離れて見みえる。本格的に絵を描くなら、iPad AiriPad Proが必要かも。

翌日、Adobe Frescoも試してみた。↓