8月25日。神戸、阪急御影駅近くにある香雪美術館へ。
8月1日から10月14日まで『篠田桃紅 とどめ得ぬもの 墨のいろ 心のかたち』が開催されている。
篠田桃紅は、今年106歳を迎えた書道家、美術家。墨を使って、書道の枠を超えた独自の抽象画の世界を切り開いた。自分のような凡人の言葉では素晴らしさをきちんと表現できない。
会期中の土、日、祝日の午前11時、午後2時には、ドキュメンタリー「私の前に道はなかった ~篠田桃紅 105歳の軌跡~」が上映されている。このドキュメンタリーは、テレビ信州の自社制作番組で、関西初上映との事。昨年105歳時のインタビュー映像もある。105歳とは思えないしっかりとした口調と言葉。必見。
篠田桃紅は、エッセイも書いている。「墨いろ」は1979年に日本エッセイスト・クラブ賞を受賞している。単行本はあまり持っていないが、「墨いろ」は1978年の初版本を持っている。お気に入りのエッセイ。
岐阜現代美術館にたくさんのコレクションがある。