8月8日。伊吹山。「てんきとくらす」の登山指数が「A」なのを確認して伊吹山へ。
23年前、1996年8月3日にも伊吹山に登った。その時は、下から登山道を登った。中腹から濃いガスに囲まれ、温度、湿度とも高く不快指数100%の状態で、汗だくで登った。辛い山登りだった。しかし、頂上付近は高山植物の花が一面に咲き乱れていて、疲れが吹き飛んだ。標高1,377mで、日本百名山の中で3番目に低い山だが、花の種類も多く、日本一の花の山だと思わせた。
今回はJR米原駅からの「伊吹山登山バス」で、9合目スカイテラス伊吹山へ。
≪伊吹山山頂散策マップ≫ by 伊吹山ドライブウェイ(南北が逆になっている)
西登山道から登る。緩やかな道で歩きやすいが、期待していた程、涼しくはない。登山道脇にところどころ花が咲いているが、23年前の記憶程には咲いていない。一ヶ所だけ、柵で囲われて一面に花が咲いているところがあったが、それ以外は花の数はあまり多くない。
東登山道では全く咲いていない。中央登山道も登りかけたが、結構暑いのと、花が咲いている気配があまりなかったので、途中でやめた。
花を期待して行ったが、全体的に花が少ない。調べてみると、一番の原因は、ニホンジカの食害らしい。棘や毒のある植物も食べてしまっているらしい。鹿柵で囲うなど対策をしているらしいが、完全に元に戻すのは難しそう。
花は少なく期待外れだったが、天気が良く、空と雲がきれいだった。
西登山道と東登山道を一周するだけなら、休憩時間を入れても1時間30分程度。