晴歩雨描

晴れた日は外に出て歩き、雨の日は部屋で絵を描く

AIを使って写真の解像度を6倍にできる(高画質化)ソフト「Topaz A.I. Gigapixel」を試してみた。

AIを使って写真の解像度を6倍にできるソフト「Topaz A.I. Gigapixel」を試してみた。

A.I. Gigapixel™ – Topaz Labs

Current Version 2.0ではインストール時にプロキシの設定が出てしまうので、Previous Version v1.1.2を使ってみた。

アカウントを作成すれば、30日間トライアルができる。

使い方は簡単。画像ファイルをドラッグ&ドロップして、オプションを選択してスタートボタンを押すだけ。

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スケールで6倍なので、解像度は6x6=36倍にできる。

処理時間はかなりかかるし、処理中CPUやメモリをかなり占有する。

DSC-RX100M6で撮影した写真(4864 x 3648)をWindowsソフト「縮小専用」で810 x 607に縮小したものを、「Topaz A.I. Gigapixel」で6倍の4860 x 3642に解像度をアップさせたみた。

↓ 画像を比較できるようにしてみた。

明らかにオリジナル画像より画質が落ちる。拡大画像で確認すると、かなりひどい画質に見える。

しかし、オリジナル画像と縮小&「Topaz A.I. Gigapixel」で6倍にした画像を両方とも、1024 x 768に縮小してパソコン画面で見ると一見では画質の違いがあまり分からない。さらに、縮小&「Topaz A.I. Gigapixel」で6倍にした画像を1024 x 768に縮小する際にシャープネスをかけてみると、パッと見ではオリジナル画像よりも綺麗に見える。

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↑ オリジナル画像(部分)
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↑ 縮小(810x607)→A.I. Gigapixelで拡大(4860x3642)(部分)
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↑ オリジナル画像(部分)
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↑ 縮小(810x607)→A.I. Gigapixelで拡大(4860x3642)(部分)
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↑ オリジナルを縮小(1024x768)
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↑ 縮小(810x607)→A.I. Gigapixelで拡大(4860x3642)→縮小(1024x768)
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↑ 縮小(810x607)→A.I. Gigapixelで拡大(4860x3642)→縮小(1024x768)+シャープネス
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↑ オリジナルを縮小(1024x768)
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↑ 縮小(810x607)→A.I. Gigapixelで拡大(4860x3642)→縮小(1024x768)
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↑ 縮小(810x607)→A.I. Gigapixelで拡大(4860x3642)→縮小(1024x768)+シャープネス

 

解像度の低い小さな画像を6倍にするテストもしてみたが、流石に違和感のある画像になってしまった。

512x384程度の画像を2倍にするテストをしてみた。単純に2倍にした場合と、Topaz A.I. Gigapixelを使って2倍にした画像の比較が以下。単純に2倍にした場合と比較すると明らかに滑らかで見られる画質になっている。

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↑ 512 x 384 に縮小した画像
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↑ 単純に解像度を2倍にした画像(中央部切り取り)
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↑ Topaz A.I. Gigapixelで解像度を2倍にした画像(中央部切り取り)