スマホ用広角レンズというのが、アマゾン等で沢山販売されている。YIEASY、LIEQI、Mactrem、Pcase、Qtop等様々なメーカーのものがある。どれも基本的にはiPhone用でAndroidでも使えなくはないといった感じ。
その中で、AUKEYのPL-WD06を購入してみた。アマゾンで2,699円。他のメーカーのものと比べてレンズ口径が大きいらしい（？）のが選定理由。100円ショップ ダイソーで購入した「広角・接写スマホレンズ」というのも併せて試してみた。
HUAWEI P10 Plusに付けてみた。P10 Plusは、35mm判換算焦点距離が27mm相当。P10 Plusはデュアルレンズなので、広角レンズを付ける場合、カラー、モノクロどちらかのレンズを塞ぐ形になる。P10 Plusはデュアルレンズを使って画質を高めているので、その効果が得られなくなる。
PL-WD06は、0.45倍広角レンズとあるので、その通りなら、35mm判換算焦点距離が12.15mm。画角にして120度にもなる。ダイソーのものは倍率は書かれていない。
P10 Plusにスマホカバーを付けたままでは、レンズが水平にならないし、四隅にケラレが生じるのでカバーを外して取付。ダイソーのものはカバーを外して取付てもケラレが生じる。
OLYMPUS Tough TG-5＋ロワジャパン0.7倍ワイコンと、OLYMPUS Tough TG-5＋フィッシュアイコンバーターFCON-T01とも比較してみた。TG-5＋ロワジャパン0.7倍ワイコンは、35mm判換算焦点距離が20mm相当。ロワジャパン0.7倍ワイコンとFCON-T01については以下を参照。
実際に撮影した限りでは、P10 Plus＋PL-WD06で撮影したものは、TG-5＋ロワジャパン0.7倍ワイコンで撮影したものより僅かに画角が広い程度。35mm判換算焦点距離19mm程度か。P10 Plusが35mm判換算焦点距離が27mmなので、PL-WD06の実質倍率は0.7倍程度ではないかと思う。
P10 Plus＋PL-WD06では、露出補正をしないとかなり暗めに写る。中央部分は解像感はどうにかあるが、周辺はボケた感じになる。ダイソーのものは全体的に解像感はなく、周辺はかなりボケた感じになる。これはこれで面白いのかもしれない。
P10 Plus＋PL-WD06は、TG-5＋ロワジャパン0.7倍ワイコンに比べて、やはり画質では落ちる。重さは、ロワジャパン0.7倍ワイコンが177gに比べて、PL-WD06は200gなので軽いとは言えない。ただ口径は小さいので持ち運びはし易い。デジカメを持ち歩く程でも無いような時には役に立つ。
TG-5でワイコンなしで複数枚撮影して「Image Composite Editor」で合成しての超広角写真も作ってみた。「Image Composite Editor」については以下を参照。
P10 Plus＋PL-WD06では、モノクロでも撮影してみた。デュアルレンズのモノクロ側にレンズを付け替える必要がある。
別アングルからの写真も撮った。
