7月18日。JR象潟駅→九十九島めぐり→道の駅象潟ねむの丘→象潟駅。6.5km。昼食時間を含んで2時間30分。
象潟周辺では、あちこちにねむの木があり、ねむの花が咲いていた。象潟では、松尾芭蕉が次の俳句を詠んだらしい。JR象潟駅には「奥の細道最北の地 象潟」の垂れ幕が。ちなみに、西施とは中国古代四大美女の一人らしい。
「象潟や雨に西施がねぶの花」(きさがたや あめにせいしが ねぶのはな)
JR象潟駅の北東方向に、九十九島(くじゅうくしま)と呼ばれている場所がある。田んぼの中に島のような小さな丘が点在する。紀元前466年の鳥海山の山体崩壊により落ちてきた岩のかたまりが入り江(潟湖)に浮かぶ島を形成。1804年象潟大地震で地盤が2m以上隆起して陸地に島が浮かぶような景観になったのこと。芭蕉が奥の細道で訪れた当時は、ここはまだ潟だった。
天気が良ければ、田んぼと九十九島の向こうに鳥海山が見えるはずだったが、あいにくの曇り空で全く見えず。
「道の駅象潟ねむの丘」で、昨日の「道の駅鳥海ふらっと」に続いて岩ガキ(象潟産、600円)を食べる。道の駅鳥海ふらっとで食べた岩ガキの方が美味しかった気がする。