晴歩雨描

晴れた日は外に出て歩き、雨の日は部屋で絵を描く

写真でアート:GIMPプラグイン「G'MIC」の「Artistic」フィルター[Diffusion Tensors]を使って写真を加工。

GIMPを使った写真アート加工シリーズ。

今回、GIMPプラグイン「G'MIC」フィルター[Artistic]の中の以下のフィルターを使った。

  • [Diffusion Tensors]

オリジナル写真は、OLYMPUS Tough TG-5で身近なものを撮影。抽象アートにする場合、オリジナル写真はピンボケでも構わない。

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神戸)阪急春日野道駅から阪急神戸三宮駅まで、高架沿いを散歩。カメラは、LUMIX GM1+42.5mm/F1.7。

7月8日。阪急春日野道駅から阪急神戸三宮駅まで、高架沿いを散歩。高架の北側を歩いたので日差しを避けて暑さを凌げたが、街なかの散歩はこの先3か月ぐらいは無理かも。

デジカメは、LUMIX DMC-GM1+レンズLUMIX 42.5mm/F1.7(35mm判換算85mm)。

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写真と絵画の縦横比(アスペクト比)を考えてみた。

カメラは機種によってセンサーサイズが違う。サイズだけでなく、縦横比(アスペクト比)も違う。

主なものでは、フルサイズ、APS-C、1型が3:2で、フォーサーズ、1/2.3型が4:3。

3:2は、フイルムカメラの35mm判由来で、4:3は初期のパソコンのモニタ画面サイズ由来と思われる。

縦横比率で表すと、

  • フルサイズ、APS-C、1型(3:2)=1.5
  • はがき(100 mm×148 mm)=1.48
  • L版(89 mm×127 mm)=1.43
  • A4(210 mm×297 mm)=1.41
  • フォーサーズ、1/2.3型(4:3)=1.33

デジカメになってから、主に、フォーサーズと1/2.3型コンデジを使っていたし、パソコンの画面も4:3だったので、それに慣れてしまっていたが、パソコン画面やテレビも16:9(1.78)になり、デジカメも1型などを使うようになって、3:2と4:3どちらが良いのか悩む。

横位置をランドスケープ、縦位置をポートレートと呼ぶ。風景など横位置写真には縦横の比率が高い「3:2」が、人物など縦位置写真には縦横の比率が低い「4:3」が向いているような気がしているが、被写体によって、そうとも言い切れない。

有名な絵画の縦横比率がどうなっているか調べてみた。横位置風景が縦横比率が高いものが多く、縦位置人物絵画が縦横比率が低いものが多いと想像していたが、そうでもない。「モナ・リザ」は思っていたよりも縦長だった。

各作品の縦横サイズはWikipediaによる。「真珠の耳飾りの少女」など、サイトによってサイズが結構違う。掲載されている画像もトリミングされていたりして、作品の縦横サイズを正しく表しているとは限らない。

下のサンプル画像は、必ずしもオリジナル絵画と縦横比率が同じとは限らない。トリミングされている可能性あり。

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A4(210 mm×297 mm)などのA判用紙のアスペクトにトリミングすると、ランドスケープの場合、4:3では上下、3:2では左右がカットされる。

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赤枠がA判のアスペクト比

1:1スクエアの用紙に6枚のランドスケープ写真を貼り付ける場合のイメージ。

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ところで、四ツ切とか八ツ切と言ったサイズがあるが、一般的な額と写真用の額ではサイズが違う。

一般額/デッサン額/立体額では、

  • 八ツ切(242 cm×303 cm)=1.25
  • 四ツ切(348 cm×424 cm)=1.22

写真額では、

  • 写真四ツ切(254 cm×305 cm)=1.20
  • ワイド四ツ切(254 cm×366 cm)=1.44

額縁等の詳細なサイズは以下のページが詳しい。↓

写真から作成したアート作品をプリンターで印刷してみた。

先日、写真をWindowsアプリ「GIMP」を使ってアート加工した。

これらを、プリンターで印刷してみた。プリンターは「EPSON EP-808AB」。

14cm×19cmの印刷用紙に、8cm×12cmのサイズで印刷する。

PowerPointで、14cm×19cmの用紙設定し、8cm×12cmの枠を作ってそこに画像をはめ込む。作成したアート画像は767×1024で縦横比が3:4だが、8cm×12cmの枠に入れることで2:3にトリミングされる。

印刷用紙は以下を使った。写真用紙ライト以外は、プリンターの用紙設定は「EPSON スーパーファイン紙」にした。

  • EPSON 写真用紙ライト
  • GENERAL 超耐水紙 両面厚手
  • 銅版画用紙 ペセソレイユ
  • 版画和紙 甍(いらか)

結論的には、光沢感を生かしたい場合は、写真用紙を使う必要がある。「銅版画用 ペセソレイユ」で印刷すると、光沢感は消えて暗い印象になるが、作品によっては味わいのある仕上がりになる。和紙ではボケた印象になる。

銅版画用等写真用紙以外で印刷すると、パソコン画面で見るよりもかなり彩度が低い状態で印刷される。GIMP等画像編集ソフトで彩度を思いっきり上げた上で、プリンターの印刷設定でも彩度を最大限に上げて印刷すると、パソコン画面イメージに近づく。

以下の画像は、印刷したものをスキャンで取り込んだものなので、実際の印刷物を忠実に再現はできていない。

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14cm×19cmの印刷用紙と8cm×12cmの作品のサイズ比率

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EPSON 写真用紙ライト

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GENERAL 超耐水紙 両面厚手

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銅版画用紙 ペセソレイユ

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版画和紙 甍(いらか)

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EPSON 写真用紙ライト

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銅版画用紙 ペセソレイユ

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銅版画用紙 ペセソレイユ

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GENERAL 超耐水紙 両面厚手(印刷時に彩度をアップして印刷)

以下の2つは、GIMPでかなり彩度を上げた上で、プリンター設定でも彩度を最大限に上げて印刷。

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銅版画用紙 ペセソレイユ(彩度をアップして印刷)

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銅版画用紙 ペセソレイユ(彩度をアップして印刷)