晴歩雨描

晴れた日は外に出て歩き、雨の日は部屋で絵を描く

「8cm×12cmの小さなアート」作品追加(#278-#285)。謄写版(ガリ版)作品。

「8cm×12cmの小さなアート」に作品を8個(#278-#285)追加。全て、謄写版ガリ版)を使った作品。

#282は、写真をパソコンで水彩風に加工したものをプリントアウトして、その上にガリ版を重ねた。(写真は、東京都文京区本郷4丁目31にある樋口一葉が使っていたとされる井戸。2014/1/12撮影。)

これ以外に面製版を使った作品もいくつか試したが失敗した。自分の思ったような色が出ない。バニッシャーでこする感じでは駄目で削る感じにしないといけないみたいなのだが、刷ってみると期待した感じになかなかならない。

《8cm×12cmの小さなアート》

https://ok2nd.sakura.ne.jp/art/?p=8

謄写版ガリ版)キット購入時の話は以下。

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長崎)天草の旅。暑かった。

7月21日~24日。天草の旅。熊本空港→大矢野島→永浦島→前島→上島→下島→長崎空港

21日、永浦島から天草五橋を通って高舞登山まで歩くつもりだったが、高温と湿気で体にまとわりつくようなねっとりとしたあまりの暑さに命の危険を感じて断念。
22日、暑さを避けて(?)本渡バスセンターから天草ぐるっと周遊バスで天草コレジヨ館、崎津天主堂、大江天主堂を廻る。コレジヨポルトガル語のカレッジ。天草コレジヨ館では、天正少年遣欧使節団が持ち帰ったグーテンベルク印刷機の複製、日本初の活版印刷による天草本、竹製パイプオルガン(復元品)等が見られる。竹製パイプオルガンは普通のパイプオルガンに近い音が出る。教会のステンドグラスは今はもう同じものを作ることができないらしい。
23日、下島の富岡港周辺を暑さの中を決死(?)の覚悟で散策。8.3km。3時間。「苓北じゃっと祭ペーロン大会」に遭遇。
富岡城跡周辺の山間の畑の中を歩いて、白岩崎キャンプ場から富岡海水浴場。
小さなイチジクの実みたいなのが島のあちこちで見られた。タブノキの実らしい。種類によっては食べられるらしい。ハマユウの花も咲いていた。富岡海水浴場近くでは天草陶石の白岩があった。天草は磁器の原料となる白い陶石の産地らしい。

24日、富岡港から船で長崎茂木港へ。この日は天気が悪く湿度100%。海面が少し霞がかっていた。

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「8cm×12cmの小さなアート」作品追加(#271-#277)

「8cm×12cmの小さなアート」に作品を7個(#271-#277)追加。

#271,#272,#274,#275は、パソコンで作成してプリントアウト。
#276,#277は、謄写版ガリ版)を使った。以下に記載。

謄写版(ガリ版)を使ってアート作品を作ってみた。
《8cm×12cmの小さなアート》

https://ok2nd.sakura.ne.jp/art/?p=8

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謄写版(ガリ版)を使ってアート作品を作ってみた。

版画家の神崎智子さんが運営されているサイト「謄写版(ガリ版)のサイト|10-48.net」で、「謄写版フルキット」を購入したので、試してみた。

謄写版(ガリ版)には、以前から興味があったが、謄写版に必要な鉄ヤスリやロウ紙は入手困難な状況というのがわかり諦めていた。神崎智子さんが、クラウドファンディングを使って謄写版キットの販売に漕ぎ着けたのを知り、購入した。今回の謄写版フルキットは数量限定の販売で即日完売した模様。

入手困難な鉄ヤスリの新品も入っていて、とりあえず、やってみるのに必要なものは全て入っている。はがきサイズまで作成可能なので、自分がやっている「8cm×12cmの小さなアート」のアートにはピッタリ。

オリジナルの刷り台セットは連結クリップとダブルクリップを使って簡易的に刷り台が創れるアイデアもの。ダブルクリップを着けることで、スクリーン枠が倒れないようになる。

「10-48.net」では、製版の手順、刷りの手順や後片付けのやり方までYouTubeの動画で説明があるので、非常に分かりやすい。

銅版画のようなシャープな線を出すのは難しいが、味わいのあるかすれた感じの線やバニッシャーを使っての面製版など技法を組み合わせれば面白い表現が出来そうだ。

ガリ版と言えば、小学校の頃の学級新聞を思い出す。鉄筆でガリガリとやるのが何となく気持ちいい。

とりあえず作品をつくってみた。自分の謄写版の技術だけは見栄えのするものが出来そうもなかったので、背景に色を付けてそれっぽく(?)してみた。

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